
下呂ふるさとワーキングホリデー生:佐治 功さん(社会人)
受入れ事業者:Kaung day 滞在先:民泊 瀧
■今回、下呂ふるさとワーキングホリデーに参加したきっかけを教えてください。
将来、妻と共に「カフェとクラフトの工房」を地方で開くという夢を描いています。そんな中、地域に根ざした温かな雰囲気を持つカウンデーが下呂市でワーキングホリデーの受け入れをされていることを知りました。その募集内容はまさに私が今後目指している方向性と重なっており、カフェの運営に関する実質的な学びだけでなく、地域との関わり方や人とのつながりを体感できる貴重な機会だと感じたからです。
■期間中は、どんなお仕事をしましたか?
カフェ業務全般に関わりました。具体的にはハンドドリップによるコーヒー抽出、ドリンク類の提供、デザートの盛り付けなど調理と提供の両面を経験しました。また、ドリンクの仕込みやデザートの準備といった裏方の業務にも関わり、段取りの重要性を学びました。さらにお客さまへの声かけや注文対応など、接客、サービス業務にも取り組み、現場ならではの臨機応変な対応力や心配りの大切さを実感しました。

■滞在中の暮らしは、どうでしたか?
滞在先の民泊「瀧」ではご夫婦の温かいおもてなしに支えられ、毎日を快適に過ごすことができました。お母さんは優しく、細やかな心配りのできる方で、滞在中の心の支えとなりました。お父さんは近隣の山々に精通した山の達人で、巌立峡、御嶽山、上高地、御前山など飛騨地方の自然を味わうアドバイスをくださいました。また、地元の名物料理「けいちゃん」「とんちゃん」も味わい、食文化を通して地域の暮らしに触れることができました。さらに、カウンデーの皆さんと一緒にカフェ巡りをする機会にも恵まれ、各店のマスターから貴重な話を伺うこともできました。カフェ開業を目指す自分にとって、現場のリアルな声を聞けたことで大きな学びがありました。


■地域の方々とはどんな交流がありましたか?
滞在中、フィンランド発祥のスポーツ「モルック」を体験する機会がありました。下呂市では盛んで、カウンデー主催のモルック大会が開催され、私も初めての体験ながら参加しました。ルールがシンプルで親しみやすく、すぐに楽しむことができ、総勢約40人程の常連客や地域の方々が集まる場となっており、多くの方々と交流することができました。

■今回の滞在を一言で表すと?
カフェ開業に向けての第一歩を踏み出した
■今回の滞在で得た学びやこれからの人生で生かしていきたいこと
カフェという場が単なる飲食の空間ではなく、世代や立場を超えて笑顔が交わされる「地域のハブ」として機能していることを感じました。モルック大会などの交流の場では、人と人とのつながりの力、地域の温かさがあふれていて、私自身もその輪の中に自然と入っていくことができました。また、下呂市のワーホリに関わる皆さんー事務局、事業者、市の担当者、地域の人々ーがワーホリ生を心から歓迎し、おもてなしの精神で迎えてくださったことに深く感謝しています。この経験は、今後自分が目指す「地域に根ざしたカフェづくり」において大きな指針となりました。人が集い、笑顔生まれる場所をつくるーその理想に向けて今回の学びを活かしていきたいと考えています。

