
下呂ふるさとワーキングホリデー生:飛澤 理夏さん(大学生)
受入れ事業者:まるかりの里 久野川 滞在先:近隣のお宅
■今回、下呂ふるさとワーキングホリデーに参加したきっかけを教えてください。
来年から就職活動が本格化するため、今年の夏休みが大学生活の中で自由に過ごせる最後の大きな機会になると考えていました。そのため、これまでの生活ではできなかったことに思い切ってチャレンジしようと思うようになりました。もともとはリゾートバイトを探していたのですが、働くことよりも人との交流や新しい経験を重視して探していたところ、「ふるさとワーキングホリデー」という制度に辿り着き、地域で働きながら普段できない体験ができるという点に惹かれました。まさに自分が求めていたものだと感じ、見つけたその日に応募しました。
■期間中は、どんなお仕事をしましたか?
期間中はキャンプ場で働かせていただきました。
午前中はコテージやドームハウスの清掃が中心で、掃除に来て下さる地域の方々に教えていただきながら掃除をしました。初めての私にもみなさんが優しく教えて下さって、おしゃべりも挟みながら楽しく働くことができました。
午後は日によって仕事内容が変わってくるのですが魚の掴み取りの補助や壁の塗装などなかなかできない体験をたくさんさせていただきました。魚の掴み取りの補助は生簀の魚を川に放流するというもので、子どもたちのリアクションが可愛く癒されました。お客さんが取った後の魚を捌くことがあり、初めて魚を捌くという経験をしました。
また、キャンプ場の看板の作成という仕事もさせていただきました。受け入れ先の方と一緒にデザインから考え、とてもかわいい看板を作ることができ、自分の仕事が形に残るということにやりがいを感じました。

■滞在中の暮らしは、どうでしたか?
到着した初日に滞在する地域を散策した際に周りが山、川、畑や田んぼて埋め尽くされていて想像以上の自然の多さに少し戸惑い、2週間やっていけるのだろうかと思ったのを覚えています。しかし、実際滞在してみると山や木の緑、川の流れる音などが心地よく、何より地域の方が温かく迎えて下さり何度帰りたくないと思ったかわかりません。
また、夜に冷房を付けなくても寝苦しくないという気候には驚きました。窓を開けて寝るのが好きな私にとっては最高でした。夜になると星も綺麗に見えて、流れ星も見ることができました。
滞在の始めの方は生活に慣れたり、仕事を覚えたりするのに精一杯でしたが、中盤から終盤にかけては暮らしにも慣れ、地域のお祭りやBBQ、ワーホリ生との交流会など毎日のようにイベントがありとても楽しかったです。 お休みの日には高山にも行きました。古い街並みで食べ歩きをしたり、お買い物をしたり、温泉に入ったり休みの日を満喫することができました。お休みの日に観光を楽しむことができるのもふるさとワーキングホリデーの魅力だと感じました。

■地域の方々とはどんな交流がありましたか?
本当にたくさんの地域の方々と交流をさせていただきました。受け入れ先の方とは昼休みにおしゃべりしながらお昼ご飯を食べたり、外食や温泉、必要なものの買い出しや下呂市内の観光に連れて行ったりしていただきました。
地域の方が3食作って下さり、朝ご飯と夜ご飯を一緒に食べたのですが、家族と別々に食事をすることが多い私にとって家で誰かとお話ししながらゆっくりご飯を食べるという機会はなかなか無く、とても楽しい時間になりました。地域のことや畑仕事についてたくさん教えて下さり毎日ご飯の時間が楽しみでした。 地域の方のお家の離れを貸していただくという形で宿泊しており、お家の方とも夜にテレビを見ながらたくさんお話しさせていただきました。滞在中の体調や移動方法など過ごしやすいように気にかけて下さり心強かったです。
キャンプ場への出退勤中やお散歩をしている時など、道中で近くのお家の方や通りかかった方が声をかけて下さるのも地域ならではだと感じました。出身地の東京では道端で誰かに声をかけられることはないので始めは少しびっくりしましたが、「いってらっしゃい」、「お疲れ様」とみなさん温かく声をかけて下さり、そのままお話しすることもありました。滞在終盤は「今日も会えるかな」と思いながら歩いていました。
他のワーホリ生ともバーベキューやアクティビティを通じて仲良くなれたのも嬉しかったです。

■今回の滞在を一言で表すと?
「出会い」です。今回の滞在で地域のみなさん、ワーホリ生のみんな、そして下呂市という素敵な地域に出会うことができました。
■今回の滞在で得た学びやこれからの人生で生かしていきたいこと
今回の滞在で本当にたくさんの働き方があるのだと学びました。
私は就職活動について考える中で、自然とデスクワークの仕事ばかりイメージしていましたが、人との関わりが中心の仕事や自然や地域をフィールドとして働く仕事など多様な選択肢があるのだと実感しました。今後就職について本格的に考えていく上で、自分がどんな仕事に就きたいのか、どんな仕事が向いてるのかということについて幅広い視点を持つことができるようになったと思います。
また、滞在中地域の方々に本当に温かく接していただいて、人との繋がりをもっと大切にしようと思いました。下呂で出会った方との繋がりも、家族や友達などもともとの繋がりも大切にしていきたいです。
