20歳の最高の夏休み

下呂ふるさとワーキングホリデー生:小布施佳穂さん(大学2年生)
受入れ事業者:合同会社216WORKS (下呂市小坂町) 滞在先:民泊瀧

■今回、下呂ふるさとワーキングホリデーに参加したきっかけと下呂に来た初日の印象を教えてください

コロナ禍で何もやることがなくて、大学もオンラインばかりで夏の思い出をつくろうと思ってきました。小坂に着いてはじめに思ったことは、無人駅で人も全然いなくて、線路も1つしかなくて、こういう駅もあるんだなと思いました。周りにスーパーがないところとか、若者が歩いていないところとかを見て、めっちゃ田舎だなと思いました。

期間中は、どんなお仕事をしましたか?

シャワークライミングの受付業務だったり、ガイド補助のようなことをやらせていただきました。500mを2時間半で往復するコースで、滝を紹介しながら登ったり、飛び込んだり、ウォータースライダーをやったりします。石を登ということが日常生活ではないことなので、体はとても痛かったです。

でも、216WORKSのガイドのみなさんは気遣いが素晴らしくて、それもあってリピータがすこく多いので、日々その姿に感動していました。世代も年代もお客さんの層がいつも違うなかで、事前に準備して最高のおもてなしを提供しているみなさんの姿は、めっちゃかっこいいなと思いました。

滞在中の暮らしは、どうでしたか?

私は宿(民泊瀧)を経営している夫婦のことがすごく好きになって、ずっといろんなことを話したり、聞いたりしていました。ご飯食べた後、いつも奥さんと1時間から2時間くらい毎日話すのがすごく楽しくて、お互いずっと話をしてて、とても面白かったです。

お休みの日は、一日中いろんなところに連れていってくださって、ポップコーンを作ってくれたり、ホットサンド作ってくれたり、すごく楽しませていただきました。めっちゃ楽しかったです。たぶんここはいちばん最高だと思います。

 

今回の滞在を一言で表すと
「20歳の最高の夏休み」です。
来る前は、小坂が滝で有名なことだったり、この地域の名前も全く知らなかったんですけど、ここに来て、人の良さだったり、毎日体験するなかでこういう仕事も素晴らしいなと思ったり、ここで得られた人脈はこれから大切にしたいし、いつか私が職に就いたら何かのかたちで恩返しできたらいいなと思います。